光ケーブル環境適用
光ケーブルの敷設環境により、防水や難燃型など特殊な施しをされたケーブルもございます。
同じ型式でも、オプションでこの特性を追加することが可能なものもあります。メーカーや型式により対応が異なりますので、まずはお問合せ下さい。
特性やオプション
空中での作業(架空)を簡単に、幹線から支線にケーブルを伸ばす時など一部のケーブルだけ取り出しやすく、作業の効率に合わせて、ケーブルの撚りにもこだわる方はこちらをご参照下さい。
- 屋外や水中
- 雨水に濡れる屋外や、水中にケーブルを設置する場合は「防水」「遮水」の特性があるケーブルをお選び下さい。
- 高温な場所等
- 屋外でも屋内でも、高温になりやすい環境に設置予定であれば「難燃」のものをお選び下さい。燃えにくく、ケーブルの欠損などを起こしにくいです。
- その他特殊な場所
- その他、特殊な特性を持つケーブルをご入用の方はお問合せ下さい。メーカーによっても対応の有無が異なります。
- シースポリエチレン
- シースがポリエチレン製です。
通常の光ケーブルの構造です。 - シースLAP
- シースがLAPです。
遮水の効果があり、防水よりもグレードが上がります。ただし、アルミテープを使用するため、曲げに影響が出てきます。 - 防水型
- 防水効果のあるケーブルです。雨水に濡れる屋外など、濡れる環境にある場合はこちらをお選び下さい。
- 遮水型
- 水を遮断する遮水効果のあるケーブルです。防水よりもグレードが上がり、長時間水に濡れても損失は少ないです。水中など長期水中にケーブルを設置する場合はこちらをお選びください。
- 難燃型
- 燃えにくいケーブルです。高温の場所や、火を使う場合など、熱や火でケーブルに影響が出そうな場合、ケーブルの欠損で通信を途切れさせたくない場合はこちらをお選び下さい。
- 非金属型
- テンションメンバが金属ではありません。
屋外など、落雷の可能性がある場所では、金属製のものではないものにして、ケーブルを通して電気が流れないように非金属型のものをお選び下さい。
これらの特性を付けることで、環境に適したものになりますが、その反面通常と素材が異なるために、許容曲げ半径や許容張力にも影響が出ることもございますので、ご注意してお選び下さい。